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田中樹くんに謝りたい。

度が過ぎた愛しさをあやまろうと思う

秋はとっくに終わってしまった

びっくりするほど時が過ぎることを遅く感じていたのに、びっくりするほど速く年が変わった。

つらい時間は中にいる時はやっぱりしぬほど長かった。周りからみたらたかが、ってことかもしれませんが、一生忘れないと思います。つらかったし、いろんな価値観が狂った半年間のこと。

そんな期間も比較的コンスタントに田中樹くんを観に行けたので生きていられたなあ、と落ち着いた今になると改めて思えます。

サマステ記事の前にふまパラ記事を書いていたと思って、5ヶ月ぶりくらいに下書きを開いてみたけれど序文しか書いてなくて、本編のこと何も書いていませんでした…。そうやって人の記憶は薄れていくので、なんとか少年たちの時に考えていたことだけでも残しておこうと思います。でも今は島漂流まっただ中なので思い出せることもそんなにない…なんと人の記憶とは儚いものなのか…

 

なんだかんだで秋の記憶というと、少年たちと一緒にバニラボーイも思い出さざるをえないです。

バニラボーイ期間は一言で言って、とにかくたのしかった!

ちょこっとだけ書くと、映画の舞台挨拶というもの自体そんなに今まで縁がなく過ごしてきてしまったわけだけど、自担の主演映画(しかも前回は7人?13人?何人だ?だけど今回は3人主演だよ!)の舞台挨拶というものにきちんと居合わせられて良かった。すごくよそゆきのお顔とよそゆきの態度でお話する樹くんがとっても好きだった。

映画自体はなんていったって

わりと素でこう思うオタクだし、そんなに真剣に、真面目にストーリーに言及するような映画でもないと正直思うので(ストーリーの質の話ではなくて観賞スタイルと好みの話をしています。*1)、顔面を観ているだけで大変に楽しかったし大変に幸せでした。

話題になっていた、北斗さんと樹くんに与えられてる、アップ&ウインクシーン。例に漏れず歓喜&感涙のオタク体験だったし、大画面に耐えうる顔面と、大画面に溢れるその自信に、「わたしの自担見てよ!!!!!!」の思いが募りに募った。

わたしはいつも、自担を、いや田中樹くんが自担であることを、みんなに自慢したい。

結局映画の話はほとんどしてない。けど書いていて↑これに思い当たって良かった。と思ったのでバニボの話はここでおしまいにしてしまいます。あ、ちなみに好きなシーンは数あれど、わたしは英男くん紹介のバスケのシーンで、みんなにまざってだるそうな顔して体育館で座ってる英男くんが一番すきです。その直後のバスケシーンも含めて、映画開始して早々かっこよさでしぬ。はよDVD出してくれ…

 

そういえば、舞台挨拶で「(本編のしんどい時こそ腕を振れにかけて)ご自身がしんどい時はどのように乗り越えますか?」的な質問に対して樹くんが、「しんどかったらやめます」って答えていたことが妙に印象に残っている。未だにあんまり腑に落ちてない。樹くんがどういう意味で言ったのか未だにあんまりわかってない。

みんな、司会の人も含めて冗談で言ってるのかな?っていうテンションで、「やめてしまったらどうするんですか?ゴロゴロするんですか?(笑)」って聞き返されて、パッて表情が変わって「そうですねー!」的に笑いで返してたし、「やりたくないことをダラダラやりたくはない。やりたいことをやっていけたら」とか話してたけど、あの時樹くん自身、本当に伝えたかったことはうまく言葉にできてなかったんじゃないかな、と今でも気になっている。

樹くんはしんどい時に簡単にそれを「諦める」人じゃないことは知っているし、「やりたくないからやらない」っていう単純な感情だけでここまできたとは思えないし、ただ、いろんな意味で「切り捨てた」ものはたくさんあったのかもしれないな、とぼんやり思った。この映画の中での役の立ち位置も現実世界での立ち位置と重なって、ちょっとだけチクっとした。だから、メインビジュアルの不自然なポーズも映画の内容とリンクしてるわけだけど、なんとなくあのビジュアル見るとそれを思い出してしまったりする。

 

***

 

そんなわけで続けて少年たち。一年ぶり!日生ただいま!

ほんとのこと言うとアナザーを期待していた…アナザーのほうが全体的に曲が好きなので…まあ今さらネガティブ発言しても仕方ないし、ライバルとか闇突きとか、言っても少年たちも名曲揃いではある。

けど、まあ始まってしまったら「少年たち楽しい…」とうわごとのように呟いていた。桶ダンスが復活したり、今では島でお馴染のライフルダンスが始まったり、去年よりも一人一人がフィーチャーされたり、あと何よりもIN THE STORM、通称稲妻の歌(わたししか呼んでない)が披露されたり、書き出してみるとやっぱり少年たち楽しかった。

 

毎度白い衣裳着てりゃーいいのかっていうような話だけど、結局ラストの白スーツとか前年に負けず劣らず大好きで王子様で、初日の挨拶の時に喋っている人のほうをニコニコしながらきちんと見つめる樹くんとか、わたしの大好きな樹くんがそこにいた。

どうしたって舞台はコンサートとは違うから、舞台に立っている間のほとんどは演じているし、オタクのリアルタイムの反応は基本的には舞台上に届かない・届けるべきでないものだし、賛否はさておきオタクとのやり取りなんてものも舞台には存在しないので、ある意味でわたしがいつも考えている「アイドルとオタクの境界線」「アイドルは崇拝対象か?」を思うと、アイドルが舞台人として舞台に立つ時、その問いと同じ視点でオタクが振り分けられるなあと思う。舞台の場合には必ずステージと客席の間に境界線があることが、やっぱり魅力だなあと思った。もしかしたら同世代の、クラスにいるような彼、が好きなんだとしたらそれは魅力になりえないのかもしれないけど、いつだってお金を払ってわたしは夢と嘘を買っているから、その境界線の向こうに立つ樹くんが輝けば輝くほど、幸せで悲しい。嬉しくて寂しい。絶対に越えられない線を、越えられないと嘆くけど、絶対に越えたくない。この矛盾を買うことが、なんて贅沢で夢にあふれているのかと、樹くんが日生0番に立った時に恍惚とした。

 

舞台本編のことじゃなくて恐縮だけれど、IN THE STORMの樹くんのラップは本当に最高だった。

 

樹くんがかっこいいことはもう腐るほど何度も書いたし(それでもまだ何度でも書くと思うけど)、だから言わずもがな本編もかっこいい樹くんがたくさんだったし、終盤のあいつの分も生きるの熱演と熱唱は特筆したいし、桶ダンスの仕切りを短くも任されたことについても感慨深かったし、バーのシーンの真剣な演技はたくさんのひとに見てほしかった。でもそれらは書かずに(怠慢)、やっぱり稲妻の歌で物凄く興奮と感動を味わってしまって、言ったらもうそれにかけて観ていたのでそのことを少しだけ書きます。

 

わたしの最初の所謂「自担」は亀梨くんです。亀梨くんはこれまで幾度となくセンターに立ってきた人ですが、一昨年の夏「青い種子は太陽の中にある」のカーテンコールでオーチャードホールの真中に立つ亀梨くんを見ていたら、何故か涙が出ました。

ずっとずっと純粋に心から応援してきたわたしの一番のアイドルが、あのオーチャードホールの真中に立っていること、それを客席から自分が見つめていること、それとかつての記憶が重なったら、眩暈がしたみたいになって、涙が出ました。

ジャニー ズに限らず「センター」のことが書かれていると、何度となく見かけて来たけど、確かに「センターは孤独」だと、亀梨くんの舞台を見てきてずっと思っています。亀梨くんのグループの立ち位置とかの話をしだすとまた別の方向に長くなってしまうので、彼の座長公演の話にここでは限定してね。当たり前だけど、センターって、たった一人しか立てないんです。何人ひとがいても、その瞬間、一つしかない0番には、一人しか立てない。

 

樹くんがIN THE STORMで日生劇場の0番でラップをするその時間、そこからの景色はどんな色かなあと思った。できれば客席なんか見えていなければいいなあと思った。ライトの光で真っ白ならいいなあと思った。樹くんがセンターに立つこと、舞台の真中に立つこと、これが初めてじゃないのに、わたしにはなんだかとってもとっても眩しくて、もしかしたらこれは、毎回毎回この先もそう思っていくのかもしれなくて、単にわたしにとっても樹くんの存在が、変わりつつあるからそう見えたのかもしれなくて、本当に今でもあの瞬間が単なる「テンション爆上げ状態」以上に何故ここまでわたしに強く刻まれているのか正直よくわからないんですが。わたしの所詮あまちゃんな考えだけど、自分自身が絶望の中にいると感じていた日々の中だったからかもしれないです。書きながら整理してる。ごめんなさい。

0番は一人ぼっちだけど、そこに自分の持つ力を翳しながら、自信満々に立てる樹くんが眩しすぎて、自分なんかその光に紛れて消えてしまいたいけど観ていたいっていう、またここでもう一つの矛盾をわたしは買ってしまったから、なのかな。また一つ矛盾にお金が発生する理由を見つけてしまったからです、きっと。

 

だからこうやって整理すると、樹くんじゃなくってもいいんだよ、きっと。でもどうして樹くんじゃなきゃダメで、わたしがこんなに樹くんの全部を魅力的に感じるかって、答えは一つしかないんだよね。

 

見た目がとてつもなく好きだからです。

長々と書いておいて、最初からわかりきってる答えにたどり着いてしまった。何が書きたかったのかしら。

去年の秋も、樹くんはかっこよかった。かっこよくない季節がない。

*1:わたし自身映画に関してはソフィアコッポラ、ルシールアザリロヴィック、園子温あたりが好きな典型的サブカルなので。でも一番好きな映画はバトルロワイアル